はじめに
今回の目的は、房総半島の南端です。千葉の道の駅は30駅。そのうち館山から鴨川にかけての南端には、未踏の駅がごっそり残っていました。国道ステッカーも、127号・410号・128号と、房総の3本が手つかずです。多摩地域から日帰りでは、南端まで下りて回り切るのは無理があります。
そこで1泊2日にしました。1日目は内房の道の駅を巡りながら南端まで下り、白浜に宿泊。2日目は外房を北上しながら残りの駅を拾います。鴨川まで来るなら、ついでに鴨川シーワールドにも寄って、シャチを見て帰る。そういう計画です。
狙いは道の駅14駅と、往路の409号を足して国道ステッカー4枚。房総の南は道の駅が密集していて、「あと5分で次の駅」が延々と続きます。2日あれば、南端の未踏の駅をまとめて消せる計算でした。結果、14駅も4枚も、すべて回収。おおつの里は夏季休業中でしたが、スタンプは玄関に出してありました。
ルートはこうです。圏央道からアクアラインで木更津へ渡り、富津館山道路で鋸南へ。内房を南下して、館山、白浜、千倉。白浜で1泊。2日目は外房黒潮ラインを北上して鴨川へ。シーワールドのあとは房総スカイラインで君津へ抜け、木更津からアクアラインで帰ってきました。
1日目:内房を南下して、最南端へ
2日目:外房を北上して、鴨川シーワールドへ
海ほたるPA:海の上で朝ごはん
アクアラインの真ん中、海ほたるPAで朝食です。

パンは4階の「うみぱん」で買いました。2023年にできた、海ほたる限定のパン屋です。

パンが青い。「ラムネメロンパン」です。海の色ということでしょう。見た目のインパクトは満点です。
味は、正直おいしくなかったです。ラムネとメロンパンは、残念ながら相性が悪かったです。ネタとしては最高なので、1個だけ買うのが正解です。

こちらは海ほたるのマスコット、海ほたるくんの絵がプリントされたクリームパン。食べるのが少しもったいないやつです。

インフォメーションの横に、来館記念スタンプの台があります。海ほたるは、NEXCO東日本のハイウェイスタンプの集約場所でもあります。アクアラインの分は、ここでまとめて押せます。
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屋上のデッキからは、360度ぜんぶ海です。対岸の街が薄く見えます。
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海ほたるは、国道409号の上にある
ここで先に、この日1枚目のステッカーの話をします。東京湾アクアラインは、高速道路であると同時に、一般国道409号でもあります。
国道409号は、川崎市高津区の溝口交差点から成田市までの122.5km。1982年に国道になったときは、川崎と木更津のあいだが海で切れていました。海の上を渡れるようになったのは、1997年12月にアクアラインが開通してからです。15年間、海で分断されたままの国道でした。
アクアラインは全長15.1km。川崎側の約9.6kmがトンネルで、一般国道のトンネルとしては日本一の長さです。木更津側の約4.4kmが橋です。海ほたるは、その切り替わりの点に造られた人工島に建っています。
木更津のファミリーマートで409号
アクアラインを渡り、木更津金田ICで降りて、一般道で「ファミリーマート 木更津笹子店」へ。ここが国道409号のステッカーの販売店です。

見た目は、どこにでもあるファミリーマートです。ステッカーはレジの脇にありました。
国道409号のステッカーは1枚550円。クレジットカードで払えます。レシートの品名は「日用品・医薬部外品」。前回の所沢と同じ扱いでした。ファミリーマートでは、国道ステッカーは日用品です。

まず1枚。ここから富津館山道路で、鋸南へ向かいます。
道の駅 保田小学校:廃校がそのまま道の駅
富津館山道路を鋸南保田ICで降りると、すぐに「道の駅 保田小学校」です。

名前のとおり、元は本物の小学校です。鋸南町立保田小学校が2014年3月に閉校し、校舎をそのまま使って2015年12月に道の駅になりました。廃校を道の駅にした先駆けで、年間100万人が来るそうです。

校舎は2階建て。中庭の芝生を囲むように、教室が並んでいます。1階の教室は食堂やカフェ、2階の教室は「学びの宿」という宿泊施設です。

校庭は広い芝生で、遊具もあります。子どもを遊ばせておくには最高の場所です。

旧体育館は「里山市場 きょなん楽市」という直売所になっています。通路には「元祖アジフライ」の看板。房州のアジは名物です。

校舎の入口には観光案内所があります。鋸南町のパンフレットはここで。
ここでは、はまぐり2点とアジご飯、ふきのとうみそ、クロワッサンを買いました。計画では「里山食堂」の給食ランチを食べる予定でしたが、今回は見送って、昼は次の駅にしました。
営業は9時から17時。この週末は、隣の「保田小附属ようちえん」が開園3周年の祭りをやっていたそうです。
道の駅 きょなん:見返り美人と、玄米おにぎり
保田小学校から国道127号を南へ数分。「道の駅 きょなん」です。

黄色い屋根の建物。看板に船の舵が付いています。東京湾に面していて、夕日の名所でもあるそうです。

敷地の奥にあるのが「菱川師宣記念館」。「見返り美人図」で知られる浮世絵師、菱川師宣は、この保田の生まれです。道の駅の愛称も「見返りの里」。記念館は月曜休館で、入館は一般500円です。

飲食の区画は「やぐら茶屋」という名前で、2026年2月にリニューアルしたばかりです。木のやぐらを囲んで、いくつかの店が並んでいます。
昼は MIKAERI BIJIN Cafe
昼食は、その一番海側にある「MIKAERI BIJIN Cafe(糀)」で。甘酒や発酵食品、発芽玄米がテーマのカフェです。

玄米おにぎりセットと、アイス抹茶ラテ(豆乳)。おにぎりを単品で足して、2,190円でした。

おにぎりはかごに入って出てきます。混ぜご飯のおにぎりに、卵焼きと漬物、サラダ、味噌汁。玄米のおにぎりは、おいしかったです。

隣の「屋台の味処 昭和おもちゃ館」の名物は、あさりラーメン(1,300円)。貝がごろごろ入っていて、あさりの出汁がしっかり出ています。こちらもおいしかったです。
道の駅 富楽里とみやま:高速から直接入れる
次は「道の駅 富楽里とみやま」。富津館山道路の富山PAと一体になった、ハイウェイオアシスです。一般道からも高速からも入れます。

丸みのある2階建て。2003年にできて、2023年にリニューアルしています。名前は「富山町の楽しい里」と「ふらりと立ち寄る」をかけたものだそうです。
1階が物産センター、2階が食事処です。ここでは直売所で醤油漬とクッキーを買って、スタンプを押して次へ。
営業は平日9時から18時、土日祝は8時30分から18時です。
道の駅 とみうら:127号とびわソフト
「道の駅 とみうら 枇杷倶楽部」は、千葉県で最初の道の駅です。1993年の開業。2000年の「道の駅グランプリ」で最優秀賞を取っています。

富浦は房州びわの産地で、明治42年(1909年)から皇室に献上しています。名前の「枇杷倶楽部」はそこから来ています。

館内には誰でも弾けるストリートピアノが置いてありました。ゲームの曲を2曲弾いてきました。
国道ステッカーは127号
ここで国道127号のステッカーを買いました。1枚550円。びわのドリンクと一緒に、クレジットカードで払えました。

国道127号は、館山市から木更津市までの74.3km。ここまで走ってきた富津館山道路も、この127号の一部です。1953年に二級国道「館山千葉線」として指定され、1963年に木更津から千葉までの区間が国道16号に移って、今の形になりました。
元をたどると、江戸時代の「房総往還」です。船橋から海沿いに館山へ向かう街道で、木更津から南の区間を127号が受け継いでいます。愛称は「内房なぎさライン」。富浦から富津の竹岡まで、約23kmは歩道がない区間が続きます。
海と崖に挟まれた道なので、トンネルが多い。富津市竹岡の旧道には「燈籠坂大師の切通し」が残っています。旧城山隧道と呼ばれ、昭和18年まで房総西街道の幹線として使われていた道です。天井まで15m近い切り通しで、鋸山の石切場のような景色が、隧道好きのあいだでは知られた場所だそうです。
崖の道は、雨にも弱い。127号には連続雨量による通行規制があり、以前は150mmで通行止めでしたが、防災対策が進んで2005年に200mmに緩和されました。2012年5月には富津市金谷の明鐘トンネルの出口で斜面が約10m崩れて通行止めになり、その間は並行する富津館山道路の富津金谷ICから鋸南保田ICまでが無料になりました。
それでも、安房地域で第1次の緊急輸送道路に指定されているのは、この127号だけです。2019年の台風のあと、南無谷トンネルと小浜トンネルの整備が優先され、今の城山トンネルは、通行を止めずに広げる「活線拡幅」の試みの舞台になっています。内房の、文字どおり生命線です。
びわソフトは、道の向かい
びわソフトは、道の駅の建物ではなく、国道を渡った向かいの「とみうらマート」で売っています。

1つ500円。支払いはPayPayが使えました。
びわソフトは1995年に枇杷倶楽部が開発した、国内初のびわのソフトクリームだそうです。房州びわのシロップ漬けと地元の牛乳で、毎朝工場で手作り。1日1,000個売れる日もあるとか。おいしかったです。
おみやげに、のむ果実枇杷と飲む寒天びわゼリー、それにストラップとポーチを買いました。
道の駅 おおつの里 花倶楽部:まさかの夏季休業
枇杷倶楽部から内陸に少し入ったところに、「道の駅 おおつの里 花倶楽部」があります。


──マジか。
「昨今の異常な暑さの為、ハウス内が40℃を超えて」、5月11日から10月30日まで夏季休業。花のハウスが本体の道の駅なので、夏は営業できないそうです。道の駅カードとピンバッジは、枇杷倶楽部で売っているとのこと。
せっかくここまで来たのにスタンプは押せないのか!?絶望したっっっ!
と思いきや、建物は閉まっていますが、スタンプは玄関に出してありました。休業中でもスタンプだけは押せます。ありがたい配慮です。
道の駅 三芳村 鄙の里
気を取り直して、「道の駅 三芳村 鄙(ひな)の里」へ。館山エリアの内陸にある駅です。

「鄙の里」の読みは、看板のローマ字で覚えました。

黒い板壁の平屋に、芝生の広場。三芳は酪農の里で、ここの名物はソフトクリームとジェラートだそうです。今回はスタンプだけで次へ。
道の駅 グリーンファーム館山:一番新しい駅
「道の駅 グリーンファーム館山」は、2024年2月にできたばかりの道の駅です。千葉県で30番目。

横に長い、ガラス張りの平屋です。「食と体験のテーマパーク」がコンセプトで、体験農園や牧場のソフトクリーム、ハンバーガー、BBQ場が並んでいます。道の駅の中に郵便局があるのは、関東で初めてだそうです。
ここでは、216時間熟成の「鯨ハム」を買いました。750円。南房総は、関東で唯一の捕鯨の町です。その話は、明日の和田浦で。
道の駅 白浜野島崎:房総最南端の灯台
館山から国道410号を南へ下って、白浜へ。「道の駅 白浜野島崎」は、房総半島の最南端、野島崎のすぐそばにあります。

駅舎は、緑の瓦屋根に白い壁の平屋。直売所の「Farmer's Concierge」が入っていて、農産物と周辺の情報が手に入ります。営業は9時から16時、年末年始が休みです。
スタンプを押したあと、道の駅からさらに車で野島崎へ移動しました。灯台のそばに駐車場があり、そこから歩きます。
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漁港の向こうに、白い灯台が見えます。
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夕方の光で、漁港のスロープが金色です。

灯台への道は、厳島神社の参道から続いています。

松に囲まれた参道を進むと、岬の先端に出ます。
厳島神社の、男根
参道の脇に、小さなお堂があります。中に祀られているのは、木彫りの巨大な男根。隣には大きな貝が置いてあります。

野島崎の厳島神社は、弁財天を祀る神社です。お堂の看板には「平和の愛鍵 男根・七不思議」とあります。ぶらぶらすれども落ちもせず。金があれども通用せず。年があれども年をとらず。毛があれども光らず。……という調子で七つ並んでいて、最後は「恋を成就し子宝に恵まれ、すぐれた利益のある神也」。
真面目な顔で読むと、途中で吹き出します。言葉遊びの神様です。
隣の貝は、アワビ──ではなくシャコガイです。なぜここに男根と貝が祀られているのか、はっきりした由緒書きは見つかりませんでした。
形から考えれば、各地の道祖神や陰陽石と同じ性神信仰でしょう。男根と、女性に見立てた貝を一対で並べて、和合と子宝を願う形です。海の女神である弁財天に男性の象徴を捧げて豊漁や航海の安全を祈る、漁村の信仰も重なっているのでしょう。白浜は海女の町でもあり、貝は海の恵みそのものです。
灯台を見に来たつもりが、一番記憶に残ったのはこれでした。正直ギョッとしました。

野島埼灯台は、明治2年12月(1870年1月)に初点灯した、日本で2番目の洋式灯台です。設計はフランス人技師のヴェルニー。関東大震災で倒壊し、今の白い八角形の塔は1925年に再建されたものです。高さは29m。中に登れる「参観灯台」で、参観料は中学生以上300円です。
ただし、塔に登れるのは15時40分まで。灯台の下に着いたときには、もう受付が終わっていました。……絶望した!
──今回は残念ですが、断念です。
道の駅を回ってから来ると、どうしてもこの時間になります。灯台に登るなら、野島崎を先に回すべきでした。

灯台の下は芝生の公園になっていて、ヤシの木が並んでいます。南国の雰囲気です。
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ちょうど日が傾いてきた時間で、ヤシの木が影絵になっていました。岩場には夕日が映ります。
海の写真は、海ほたるから野島崎、白浜、鴨川まで、2日間ぶんをアルバムにまとめました。写真を押すと全20枚を見られます。
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道の駅 ちくら・潮風王国:閉店直前の410号
白浜から千倉へ。「道の駅 ちくら・潮風王国」には、閉店直前に滑り込みました。道の駅を詰め込みすぎて、ぎりぎりの行程です。

赤茶色のタイルの建物。中は「海市場ちくら」という漁協直営の鮮魚コーナーが中心です。外には約7,000平方メートルの芝生広場と、昭和30〜40年代のサバ・サンマ漁船を再現した「第一千倉丸」が置いてあります。
国道ステッカーは410号
まず国道410号のステッカーを確保しました。1枚550円。クレジットカードで払えます。

国道410号は、館山市から木更津市までの133.6km。全区間が千葉県内で、「房総半島の背骨の道」と呼ばれています。白浜から千倉にかけての海沿いも410号です。ここまで館山から走ってきたのも、この道でした。
国道になったのは1982年。409号と同じ日の指定です。内陸の久留里から先は、長く「酷道」と呼ばれた狭い区間が続きましたが、2024年3月に久留里馬来田バイパスが全通して、残るのは君津市内の3kmほどになりました。四町作第一隧道という1902年のトンネルが、今も国道のトンネルとして現役です。
ステッカーのあとは、はまぐりふりかけと「おいしい房総サイダー びわ風味」、のむ果実枇杷を急いで買って、閉店。営業は9時から17時、水曜定休(1〜3月と8月は無休)です。
白浜で1泊
この日は白浜に泊まりました。野島崎のすぐ近くです。翌朝、開店と同時に外房の駅を回り始められるのが、白浜泊の利点です。
白浜の町を走っていて気になったのは、高級そうな家が目につくこと。海を見下ろす斜面に、立派な建物が点々と建っています。別荘でしょうか。最南端のリゾート地だった名残かもしれません。

ちくらで買った「おいしい房総サイダー びわ風味」は、部屋で飲みました。千葉限定販売の缶です。これがおいしかったです。びわの香りがちゃんとして、甘さもくどくありません。
道の駅 ローズマリー公園:2日目は外房から
2日目は、外房黒潮ラインを北上します。最初の道の駅へ向かう途中で、海岸に寄りました。
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砂浜に波の音だけ。3連休の中日とは思えない静けさです。
外房の海は、太平洋に面しているだけあって、迫力があります。東京湾側の穏やかな内房とは、波の大きさがまるで違う。外房黒潮ラインは、その海を右手に見ながら走る道で、朝の海沿いの運転は気持ちよかったです。
1駅目は「道の駅 ローズマリー公園」。開店に合わせて着きました。

芝生の向こうに、白い教会のような建物。「ローズマリーホール」です。旧丸山町が地中海と同じ緯度にあることから、1991年に「風車とローズマリーの里」として公園を造り、1997年にはシェイクスピアの生家を再現した「シェイクスピア・カントリーパーク」を開いたそうです。道の駅になったのは1998年です。

直売所は「はなまる市場」。開店直後なのに、苗や花を買う人でもうにぎわっていました。

ここでは「おいしい房総サイダー 梨風味」を1本。162円。ゆうべのびわと同じシリーズです。公園のベンチで飲みました。こちらもそれなりにおいしい。ただ、びわのほうが上でした。
道の駅 和田浦 WA・O!:26mのクジラ
「道の駅 和田浦 WA・O!」は、2012年に旧和田町の役場の跡地にできた道の駅です。

黒い板壁の、新しい建物です。食事処「和田浜」の看板が目立ちます。

ロゴはクジラ。和田浦は、関東で唯一の捕鯨の基地です。国内に5か所しかない沿岸捕鯨の基地のひとつで、ツチクジラを年に26頭、6月下旬から8月末の漁期に捕っています。

建物の前に、シロナガスクジラの全身骨格が置いてあります。全長26m。写真に収まりきらない大きさです。

これはレプリカです。元になった骨格は、1880年代にノルウェー北部の沖で捕獲された雌のもの。ノルウェーのトロムソ大学博物館が保存していたものを、2000年に日本との共同研究のために持ってきて、今は下関の海響館が管理しています。型取りが許されたレプリカは3体まで。下関、太地町のくじら博物館、そしてこの和田浦です。設置は2013年3月。

建物の壁にもクジラが泳いでいます。

脇の芝生には、クジラとシャチの形をした遊具がありました。
おみやげは「勝浦タンタンメンマ」。464円。勝浦タンタンメンは、海仕事で冷えた体を温めるために漁師や海女が食べたのが始まりとされる、醤油ベースにラー油と玉ねぎ、ひき肉のラーメンです。そのメンマ版。
道の駅 鴨川オーシャンパーク:128号と千年磯
鴨川市に入って、「道の駅 鴨川オーシャンパーク」。海に面した3階建てで、建物は貝殻がモチーフだそうです。1階が物産館、2階がレストラン、3階が展望テラスになっています。
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建物の海側には「千年磯」という人工の磯があります。階段状の池に、潮だまりを再現したもの。その奥の漁民公園には、鴨川温泉の湯を使った無料の足湯「なぎさの湯」もあります。
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3階のテラスからは、太平洋と漁港が見渡せます。この日は風もなく、海が光っていました。
国道ステッカーは128号
ここで4枚目、国道128号のステッカーです。1枚550円。クレジットカードで払えます。

国道128号は、館山市から千葉市までの128.6km。房総半島の太平洋側を通り、千葉市と房総の南を結ぶ唯一の幹線道路です。JR外房線とほぼ並走しています。1953年に二級国道「館山茂原千葉線」として指定されました。
愛称は「外房黒潮ライン」。今朝、白浜から走ってきた道です。昨日の127号が内房の道、128号が外房の道。410号が真ん中の背骨。3枚並べると、房総半島の道の骨組みになります。
営業は9時から17時、定休日なし。駐車場は普通車57台です。
鴨川シーワールド
そして、ついでの鴨川シーワールドです。
1970年開業。シャチのパフォーマンスがある水族館は、日本では鴨川と名古屋港、それに2024年にできた神戸須磨の3か所だけです。鴨川は3頭いて、国内で一番多い水族館です。
入館料は大人3,300円。4歳以上の幼児が1,300円で、3歳以下は無料です。駐車場は1日1,200円で、現金のみでした。
見たのは、シャチのショーとイルカのショーです。シャチは、大きさがそもそも違います。ジャンプのたびにスタジアムの前の席に水しぶきが降るので、前のほうに座るなら濡れる覚悟が要ります。
園内の写真は、営利目的の撮影と公開が禁止されているので載せていません。ショーは、現地で見てください。
昼はホテルのバイキング
昼食は、隣接する鴨川シーワールドホテルのレストラン「サンクルーズ」で、ランチバイキングにしました。大人2,200円。園内のレストランより落ち着いて食べられます。
閉園は16時ごろ(日によって変わるので、営業カレンダーの確認が必要です)。今回は昼過ぎに切り上げて、帰路につきました。
道の駅 ふれあいパーク・きみつ:ジビエの道の駅
鴨川から房総スカイラインで君津へ。山の中の「道の駅 ふれあいパーク・きみつ」に寄りました。

店先に、イノシシの木彫りが並んでいます。ここの「猟師工房ドライブイン」は、ジビエ専門の店です。イノシシやシカの精肉、ソーセージ、それに毛皮や角まで売っています。レストランではジビエ料理の食べ放題もやっているそうです。

隣の緑の屋根が「きみつふるさと物産館」。地元の農産物と、君津の水で造った地酒を売っています。
営業は4〜9月が9時から18時、10〜3月が9時から17時。猟師工房ドライブインは水曜定休です。
道の駅 木更津うまくたの里:ピーナッツの道の駅
最後は「道の駅 木更津うまくたの里」。圏央道の木更津東ICのすぐそばで、「アクアラインを通って最初に出会う道の駅」を名乗っています。2017年開業、木更津市で初めての道の駅です。

入口に高さ4mのピーナッツ。千葉といえば落花生で、館内は千葉の名産品が約2,000点。量り売りの「クレイジーピーナッツ」や、落花生のガチャまであります。
「うまくた」は、このあたりの古い地名「馬来田」から来ています。万葉集の防人の歌にも出てくる地名だそうです。

ここでピーナッツのソフトクリームを買って、車で食べながら帰路へ。千葉の締めくくりに、落花生です。
帰りも海ほたるで一度休憩して、アクアラインから圏央道で帰ってきました。
今回の戦利品
持ち帰ったものは、まだ食べていません。
保田小学校の直売所で買った4点。鋸南は、はまぐりとアジの町でした。

酒蒸しはまぐり。レンジで温めて、そのまま食べられるパックです。

はまぐりのそうめんつゆ。ヤマサのストレートつゆです。

アジご飯。温かいご飯にのせる「海鮮ぶっかけ」です。

ふきのとうみそ。春の味を瓶に詰めたもの。


とみうらのびわ2点。のむ果実枇杷(378円)と、飲む寒天びわゼリー(350円)。

グリーンファーム館山の鯨ハム(750円)。216時間熟成。

ちくらのはまぐりふりかけ(540円)。

和田浦の勝浦タンタンメンマ(464円)。
まとめ
| スポット | 買ったもの・したこと | 料金 | メモ |
|---|---|---|---|
| 海ほたるPA | 朝食(うみぱん)、ハイウェイスタンプ | ― | うみぱんは8:00〜20:00 |
| ファミリーマート 木更津笹子店 | 国道ステッカー409号 | 550円(クレジット可) | 24時間営業 |
| 道の駅 保田小学校 | スタンプ、直売所でおみやげ | ― | 9:00〜17:00。里山食堂の給食ランチは平日11:00〜14:30、土日祝〜15:00 |
| 道の駅 きょなん | スタンプ、昼食 | 玄米おにぎりセットなど2,190円、あさりラーメン1,300円 | 9:00〜17:00、月曜定休(記念館も月曜休館)。菱川師宣記念館は一般500円 |
| 道の駅 富楽里とみやま | スタンプ、直売所 | ― | 平日 9:00〜18:00、土日祝 8:30〜18:00。高速からも入れる |
| 道の駅 とみうら 枇杷倶楽部 | スタンプ、国道ステッカー127号、びわソフト | ステッカー550円(クレジット可)、びわソフト500円(PayPay可) | 9:15〜17:00、年中無休。びわソフトは向かいのとみうらマート |
| 道の駅 おおつの里 花倶楽部 | スタンプ(玄関に設置) | ― | 2026年は5/11〜10/30 夏季休業。休業中もスタンプは押せる |
| 道の駅 三芳村 鄙の里 | スタンプ | ― | ― |
| 道の駅 グリーンファーム館山 | スタンプ、鯨ハム | 750円 | マーケット 9:00〜17:00。2024年2月開業 |
| 道の駅 白浜野島崎 | スタンプ、野島崎散策 | ― | 9:00〜16:00、年末年始休。野島埼灯台の参観は300円、登れるのは15:40まで |
| 道の駅 ちくら・潮風王国 | スタンプ、国道ステッカー410号、おみやげ | ステッカー550円(クレジット可) | 9:00〜17:00、水曜定休(1〜3月と8月は無休) |
| 道の駅 ローズマリー公園 | スタンプ、サイダー | 162円 | 9:00〜17:00 |
| 道の駅 和田浦 WA・O! | スタンプ、シロナガスクジラの骨格、勝浦タンタンメンマ | 464円 | 骨格標本は屋外・無料 |
| 道の駅 鴨川オーシャンパーク | スタンプ、国道ステッカー128号 | 550円(クレジット可) | 9:00〜17:00、定休なし。足湯は無料 |
| 鴨川シーワールド | シャチとイルカのショー、ランチバイキング | 大人3,300円、駐車1,200円(現金のみ)、バイキング2,200円 | 3歳以下は入館無料。閉園は日により変動 |
| 道の駅 ふれあいパーク・きみつ | スタンプ | ― | 10〜3月は 9:00〜17:00。猟師工房ドライブインは水曜定休 |
| 道の駅 木更津うまくたの里 | スタンプ、ピーナッツソフトクリーム | ― | 9:00〜17:00、年中無休 |
- 道の駅:14駅(保田小学校、きょなん、富楽里とみやま、とみうら、おおつの里、三芳村、グリーンファーム館山、白浜野島崎、ちくら・潮風王国、ローズマリー公園、和田浦、鴨川オーシャンパーク、ふれあいパーク・きみつ、木更津うまくたの里)
- 国道ステッカー:4路線(409号・127号・410号・128号)。550円×4枚で2,200円
- ルート:多摩地域 → 圏央道・アクアライン → 木更津 → 富津館山道路 → 鋸南 → 富浦 → 館山 → 白浜(泊)→ 千倉 → 和田 → 鴨川 → 房総スカイライン → 君津 → 木更津 → アクアライン・圏央道 → 多摩地域
これで道の駅は63駅、国道ステッカーは21路線になりました。
房総の南は道の駅が密集していて、素通りするほうが難しい。2日で14駅。内房、南端、外房、内陸と、房総半島をほぼ一周したことになります。
一方で、道の駅は17時に閉まります。野島崎で夕日を見ていたら、ちくらは閉店ぎりぎりでした。南端の道の駅は、日没前に回り終える前提で組んだほうが安全です。
そして、1泊したおかげで、2日目は開店直後から外房の駅を拾えて、ついでのシーワールドにも午前中に入れました。鴨川は遠い。ですが、白浜に泊まって朝から外房を北上するルートは、道の駅も拾えて、鴨川にも余裕で着けます。房総の南端を回るなら、この形がおすすめです。
館山にあった道の駅 南房パラダイスは、併設の動植物園「アロハガーデンたてやま」が2025年3月31日に閉園したのに伴って道の駅の機能も止まり、同年6月13日に道の駅の登録が抹消されました。なので、これで房総半島の南端の道の駅は、全部回ったことになります。