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【道の駅スタンプラリー制覇への道】秩父の入口を一筆書き、5駅まわってわらじかつと紅茶ソフト

【道の駅スタンプラリー制覇への道】秩父の入口を一筆書き、5駅まわってわらじかつと紅茶ソフト

旅行2026年6月6日13 分で読めます

はじめに

多摩地域から、秩父方面へ日帰りドライブに出かけました。狙いは道の駅スタンプラリー。秩父は道の駅が密集しているエリアで、欲張れば一日でいくつもまとめて回収できます。

今回は秩父盆地の「入口側」を一筆書きで攻める作戦にしました。圏央道から関越道に乗り、東松山ICで降りて小川町へ。そこから反時計回りに、和紙の里ひがしちちぶ → みなの → ちちぶ → 果樹公園あしがくぼ、と山あいを流していきます。当初の予定は4駅でしたが、みなのとあしがくぼの間で「道の駅ちちぶ」にも寄れたので、最終的に5駅。帰りは奥多摩方面へ、山伏峠を越えて多摩地域へ戻りました(この峠が、車にはなかなかの難所でした)。

新緑がちょうど濃くなる時期で、山道の緑がとにかく気持ちよかったです。総走行距離はおよそ200km。順に書いていきます。


まずは小川町、道の駅おがわまち

最初の目的地は「道の駅 おがわまち」。和紙のまち・小川町にある道の駅です。2025年にリニューアルしたばかりで、訪れたときはちょうど一周年。館内はお祝いムードでした。

道の駅おがわまちの外観。和紙のふるさとの看板
道の駅おがわまちの外観。和紙のふるさとの看板

道の駅としては、よくがんばっている印象です。新しくてきれいで、和紙すき体験に直売所、ベーカリーとひととおりそろっています。ただ正直に書くと、スタンプ回収がてら、さらっと見て回ったというのが本音。次の駅のほうが、個人的には刺さりました。

農産物直売所の入口。アニバーサリーの横断幕とベーカリー
農産物直売所の入口。アニバーサリーの横断幕とベーカリー

ただ、心残りはありました。ベーカリーの薄皮あんぱんは、レジに行列ができるほどの人気。先の行程を思うと並ぶ時間が惜しく、あきらめました。もうひとつ、いもけんぴソフトクリームも気になったのですが、まだお腹がすいておらずスキップ。あとから思えば、一日のスタートに食べておけばよかったものばかりです。

ふれあい広場では、電動トゥクトゥクやレンタサイクルも借りられるようです。今回は時間がなく借りませんでしたが。

ふれあい広場のレンタル案内。電動トゥクトゥクやレンタサイクル
ふれあい広場のレンタル案内。電動トゥクトゥクやレンタサイクル

いま振り返ると、この「行列」と「食べ逃し」が、この日ずっとついて回ることになります。


和紙の里でひと息(東秩父)

おがわまちから県道を西へ20分ほど。東秩父村の「道の駅 和紙の里ひがしちちぶ」へ。

和紙の里のれん。道の駅ひがしちちぶ
和紙の里のれん。道の駅ひがしちちぶ

先に書いてしまうと、この日まわった道の駅のなかで、雰囲気がいちばん好みだったのがここでした。同じ和紙がテーマでも、こちらは茅葺き風の紙すき工房「つきがわ」を中心に、敷地全体が和の落ち着きでまとまっています。観光地化しすぎていない、しっとりした空気が心地よい。

紙すき工房つきがわの建物。来て見てふれて和紙の里の文字
紙すき工房つきがわの建物。来て見てふれて和紙の里の文字

入口の石碑のまわりには、つつじが咲いていました。「和紙の里」の文字とピンクの花の組み合わせが、思いのほか写真映えします。

和紙の里の石碑とピンクのつつじ
和紙の里の石碑とピンクのつつじ

自販機まで和紙の里仕様の花柄で、こういう細かいところで土地の色を出しているのが好きです。

和紙の里デザインの花柄自販機
和紙の里デザインの花柄自販機

ここで買ったサツマイモのおやきを、外のベンチでひとつ。もっちりした皮に、さつまいものやさしい甘さがよく合います。余計な味付けに頼らず、素材の味がしっかり出ていておいしかったです。歩いて回るには広すぎず狭すぎず、ちょうどいいひと息スポットです。

ビニールに包まれたサツマイモのおやき
ビニールに包まれたサツマイモのおやき


秩父音頭のふる里、道の駅みなの(名物うどんは断念)

和紙の里から寄居方面へ抜けて、皆野町の「道の駅 みなの」へ。ここで助かったのが、寄居と皆野をつなぐ「皆野寄居バイパス(皆野寄居有料道路)」です。愛称は秩父やまなみ街道。渋滞しがちな国道140号の長瀞まわりをショートカットでき、東秩父からみなのまで思いのほかスムーズに着けました。有料区間ですが、混む時期はこちらを選ぶ価値があります。ひとつ注意したいのが支払い方法。ここはETCが使えず、現金か交通系ICカードでの支払いになります。料金所でもたつかないよう、小銭かICカードを用意しておくと安心です。

道の駅みなのの情報館。看板と観光情報コーナー
道の駅みなのの情報館。看板と観光情報コーナー

「秩父音頭のふる里」を掲げる道の駅です。直売所には地のものや手作りの品が並んでいました。スタンプを押して、館内をひとまわり。

本当はここでお昼にするつもりでした。併設の「レストハウスみなの」の名物は、地元のお母さんが打つ田舎うどん。地のネギをたっぷり使った汁に、コシのある手打ち麺を合わせた郷土料理で、これを目当てに来る人も多い一杯です。ところが、お昼前なのにすでに30分待ち。先の行程もあるので、ここは泣く泣くあきらめて、昼食は次の駅に持ち越すことにしました。


お昼は道の駅ちちぶで、わらじかつと味噌豚丼

当初は寄る予定がなかったのですが、お昼難民になったこともあり「道の駅 ちちぶ」へ。結果的に、ここでお昼にできて助かりました。

道の駅ちちぶの外観。三角屋根とピンクの塔
道の駅ちちぶの外観。三角屋根とピンクの塔

とんがり屋根とピンクの塔が目印の、ちょっと洋風な建物。秩父市街の入口にあって、立地もよく規模も大きめです。つけ麺やみそポテトといった秩父グルメの幟がずらりと並び、見ているだけで楽しい。名水で知られる土地らしく、地元の水を汲みに来る人もいました。

とはいえ、人気店は秩父中どこも同じだったようです。お目当てのわらじかつと味噌豚丼も、結局ここで30分待ち。この日は道の駅のグルメがどこも盛況で、お昼どきにふらっと入ってすぐ食べる、というわけにはいきませんでした。

待った末に頼んだのは、そばと丼を組み合わせた2つのセット。「わらじかつとそばセット」と「味噌豚丼とそばセット」です。

わらじかつとそばのセット
わらじかつとそばのセット

わらじかつは、その名のとおりわらじのように大きなカツ。サクッと揚がった衣に甘辛いソースがよくしみて、秩父に来たぞという気分になります。衣がソースを吸って、これがそばとも相性抜群でした。

わらじかつのアップ。ソースをまとった揚げたてのカツ
わらじかつのアップ。ソースをまとった揚げたてのカツ

味噌豚丼は、香ばしく焼いた豚肉に味噌だれがからんでいました。こってりした味噌味と、さっぱりしたそばの組み合わせがちょうどよかったです。

味噌豚丼とそばのセット。漬物とそば湯付き
味噌豚丼とそばのセット。漬物とそば湯付き

味噌豚丼のアップ。味噌だれの豚肉
味噌豚丼のアップ。味噌だれの豚肉

そばは、正直普通のそばでしたが、肉がおいしかったです。 みなので食べそびれた分、ここでしっかり秩父グルメを補給できました。予定外の一駅でしたが、寄ってよかったです。


締めは果樹公園あしがくぼ

最後は横瀬町の「道の駅 果樹公園あしがくぼ」。県内でも有数の人気駅で、この日もよく賑わっていました。

果樹公園あしがくぼの外観
果樹公園あしがくぼの外観

直売所のとなりには、手作りマルシェ「いわざくら館」。

いわざくら館の看板。MARCHE IWAZAKURA
いわざくら館の看板。MARCHE IWAZAKURA

館内のベーカリー「いわざくら工房」では焼きたてパンが並びます。道の駅でこの規模のパン屋があるのは嬉しいところ。

いわざくら工房のベーカリー立て看板
いわざくら工房のベーカリー立て看板

すぐ脇を横瀬川が流れていて、「水辺のカフェ」もあります。

水辺のカフェの看板。WATERSIDE CAFE
水辺のカフェの看板。WATERSIDE CAFE

横瀬川沿いにある道の駅で、すぐ脇の川辺まで降りられます。

横瀬川にかかる橋と川辺の風景
横瀬川にかかる橋と川辺の風景

そして締めは、やっぱりソフトクリーム。選んだのは紅茶ソフトです。これが当たりでした。紅茶の香りと風味がソフトクリームにしっかり溶け込んでいて、ミルクの甘さとうまく調和しています。紅茶ソフトは香りだけで味がぼやけることも多いのですが、ここのはちゃんと紅茶でした。

正直に言うと、これまで食べたソフトクリームのなかでも上位です。先日、足柄・金太郎の道の駅で食べた金の斧ソフトには一歩およばないものの、堂々の二番手。歩き回ったあとの冷たい一本は格別でした。

暑かったので、駐車場に戻る途中でだいぶ溶けてしまいました。写真は、もうご覧のとおりです。

あしがくぼの紅茶ソフトクリーム
あしがくぼの紅茶ソフトクリーム


帰り道、山伏峠ルートは車では選ばないほうがいい

帰路は、あしがくぼから奥多摩方面へ抜けるルートを選びました。山伏峠を越えていく道です。地図上は近道に見えたのですが、これが失敗でした。

峠道はすれ違いのできない細い区間が多く、対向車が来るたびにヒヤヒヤ。カーブの先が見えない箇所も多く、正直こわかったです。おまけにツーリングのバイクがとにかく多い。みなさん慣れた様子で、軽快に抜けていきます。

新緑の山道を走るツーリングのバイク
新緑の山道を走るツーリングのバイク

誤解のないように書いておくと、これはバイクが悪いのではありません。むしろ、こんな道にのこのこ車で入っていったこちらが場違いでした。山伏峠は完全にライダーの道です。

正直なところ、細い道では緊張しっぱなしで、景色を楽しむ余裕はほとんどありませんでした。新緑はきれいだったはずなのに、ハンドルとカーブの先ばかり気にして、記憶に残っているのは「こわかった」だけ。せっかくの山道を味わえなかったのが心残りです。

車で秩父から多摩へ帰るなら、山伏峠ごえはおすすめしません。 国道299号をそのまま東の飯能方面へ抜けるほうが、道が広くてずっと安心です。


まとめ

スポットハイライト滞在の目安メモ
道の駅 おがわまち2025年リニューアル。和紙・直売所・ベーカリー40分ほど電動トゥクトゥク等のレンタルあり
道の駅 和紙の里ひがしちちぶ紙すき工房とつつじ。和の雰囲気30分ほどサツマイモのおやきが美味。ひと息に最適
道の駅 みなの秩父音頭のふる里。直売所・情報館30分ほど名物の田舎うどんは30分待ちで断念
道の駅 ちちぶ秩父の玄関。ここで昼食。グルメ豊富、規模大1時間ほどわらじかつ・味噌豚丼。食事は30分待ち。名水あり
道の駅 果樹公園あしがくぼ人気駅。ベーカリー・川辺・紅茶ソフト50分ほど昼すぎは混雑。トイレは早めに
  • 総走行距離:約200km
  • 巡った道の駅:5つ(スタンプも回収)
  • ルート:圏央道〜関越道(東松山IC)で入り、帰りは奥多摩方面へ(山伏峠ごえは車には不向き)

秩父の入口側を、無理なく一筆書きで5駅。わらじかつに締めの紅茶ソフトと、道の駅めぐりは大満足でした。最後の山伏峠ごえだけは反省点でしたが、それも含めていい一日でした。次秩父に来るときは盆地のさらに奥、残りの道の駅3か所を回収しに行きます。