はじめに
多摩地域から湘南〜足柄方面へ、日帰りドライブに出かけました。総走行距離はおよそ150〜200km。海沿いで海鮮を食べて、山側でソフトクリームを食べる。方向はバラバラですが、これがちょうど一日で回れてしまうのが車のいいところです。
立ち寄った道の駅は3つ。湘南の海鮮、西湘バイパスの開放感、そして足柄で出会った人生ベスト更新のソフトクリーム。順に書いていきます。
茅ヶ崎の道の駅でまず生しらす
最初の目的地は茅ヶ崎の「道の駅 湘南ちがさき」。湘南といえば、やっぱりしらすです。

比較的新しい道の駅で、建物もきれいでした。海が近いこともあって、内陸の道の駅とはまた違った雰囲気があります。
食事は館内の「網元 ゆうまん丸食堂」へ。壁に大きく「本日、朝どれ 生しらすあります」と出ていて、これを見たら頼むしかありません。注文したのは、ねぎとろ・しらすのハーフ丼と、刺身の舟盛り定食。
まずはハーフ丼。ねぎとろとしらすが半分ずつのっています。ねぎとろのたたきの粒感と、しらすのやさしい塩気が一杯で両取りできて、満足度の高い丼でした。欲張りたいときにちょうどいい組み合わせです。


舟盛り定食には、生しらすもしっかり入っていました。そして、これがしっかりおいしい。一切れ一切れが肉厚で、食べ応えがあります。マグロはしっかり身が締まっていて、青魚はぷりっと、どれも文句なしの新鮮さ。種類も多くて、目でも舌でも楽しめる一皿でした。これは当たりです。
お値段は2,500円ちょっとと、道の駅のランチとしては少しお高め。それでも、このボリュームと鮮度なら費用対効果は悪くないと思いました。


正直に書くと、生しらすそのものには、それほど感動しませんでした。江の島あたりで何度も食べていて、自分のなかでは「海沿いで食べる生しらす」の珍しさが、もう薄れていたのだと思います。新鮮なのは間違いないのですが、特筆しておいしいというほどではない、というのが本音です。むしろ満足したのは、舟盛り全体の鮮度と種類の多さ、そしてハーフ丼で二度おいしい構成のほうでした。湘南で初めて生しらすを食べる人には、ここはちょうどいい一軒だと思います。
ひとつだけ覚えておきたいのが、混雑です。海帰りの人やサーファーらしき人が多く、内陸の道の駅とは客層がまるで違いました。独特の活気があって面白いのですが、お昼どきは待つ前提で行くのがよさそうです。時間をずらせるなら早めの来店をおすすめします。
西湘バイパスが気持ちよすぎた
茅ヶ崎を出て、西湘バイパスへ。
ここが本当に気持ちよかったです。相模湾を左手に見ながら走る海沿いの区間は、開放感がまるで違います。窓を開けたくなる道とはこのことで、ずっと走っていたいくらいでした。
足柄方面へ向かうなら、わざわざ通る価値のあるルートです。
足柄で人生ベストのソフトクリーム
西湘バイパスを抜けて北上し、「道の駅 足柄・金太郎のふるさと」へ。南足柄市にある、金太郎推しの道の駅です。

入口には金太郎の像と顔ハメ看板。ベタですが、こういうのはつい撮ってしまいます。子ども連れの記念撮影にもちょうどよさそうなスポットでした。


館内の「ふるさとゴハン食堂」には、大盛り700gの「どっこいめし」や相州牛、足柄茶そばなど、ご当地メニューが並んでいました。


そして、ここで運命の出会いがありました。抹茶×バニラのミックスソフトクリームです。

ほしみんがこれまで食べてきたソフトクリームのなかで、ベストを更新しました。ミルクが濃厚なのに、くどくありません。この絶妙なバランスは、素材の良さでしか出ないものです。足柄は酪農が盛んなエリアなので、地元の牛乳が効いているのかもしれません。抹茶の風味とバニラのコクが口の中で喧嘩しないのも見事でした。
しかも、金の斧の形をしたスプーンがソフトクリームに刺さっています。

金太郎の道の駅なのに金の斧(それはイソップ童話では……)というツッコミどころはさておき、ビジュアルとして強すぎます。これは写真を撮るしかありません。
あんこと団子をのせたソフトもおいしかったです。

ちなみにドリンクは店内でコーヒーが200円から。ソフトクリーム目当てでも、ひと休みに困らない品ぞろえでした。
道の駅 山北でスタンプを押して締め
足柄からさらに北上して「道の駅 山北」へ。

こぢんまりとした、静かな道の駅でした。道の駅スタンプを押して、店内を物色。
ひとつだけ心残りがありました。コーヒーが飲みたかったのですが、テイクアウト不可だったのです。ドライブ中の一杯は特別なので、これは惜しかった。立ち寄りメインというより、スタンプと地場産品をのぞくのにちょうどいい規模感でした。
帰り道と、新東名のこと
山北からは国道246号を東京方面へ。246は少し混んでいましたが、新東名はとにかく快適でした。圏央道を経由して、多摩地域へ無事帰宅しました。
ただ、この快適さにはカラクリがあります。新東名はまだ全線開通していません。新秦野IC〜新御殿場IC間の約25kmが未開通で、いまは新秦野ICがこちら側の終点(行き止まり)になっています。つまり通過交通が流れ込んでこないので、2026年5月現在はそもそも混みようがないのです。空いていて当然、というわけでした。道の駅 山北のすぐ近くが、その未開通区間にあたります。
そして、この区間がなかなか開通しません。難航しているのが、松田町と山北町を結ぶ「高松トンネル」です。掘ってみると脆弱な地山が次々に現れ、想定を超える湧水まで出てくるのだそうです。安全第一で慎重に進めるしかなく、工事は一筋縄ではいかないようです。2025年10月末の時点で、残りはわずか約700m。ゴールは見えているのに、最後の最後で自然が手強いという状況です。
その影響で、開通予定はずるずると後ろ倒しになっています。もともと2027年度の予定だったものが、2028年度以降へと見直されました。あと700mが、それだけ難しいということなのでしょう。
それでも、ここが開通すれば足柄方面へのアクセスは一気に便利になるはず。あのソフトクリームを食べに行く理由が、また一つ増えました。トンネルの貫通を、気長に待ちたいと思います。
まとめ
| スポット | ハイライト | 滞在の目安 | メモ |
|---|---|---|---|
| 道の駅 湘南ちがさき | 生しらす入りの舟盛り・ねぎとろしらすハーフ丼 | 1時間ほど | 舟盛り定食2,500円ほど。昼は混雑、早め来店が無難 |
| 西湘バイパス | 海沿いドライブの開放感 | 通過 | 足柄へ向かうなら通る価値あり |
| 道の駅 足柄・金太郎のふるさと | 金の斧ソフト(ソフトクリームベスト更新) | 30〜40分 | 相州牛・どっこいめしも気になる |
| 道の駅 山北 | スタンプ・地場産品 | 20分ほど | コーヒーはテイクアウト不可だった |
- 総走行距離:約150〜200km
- 巡った道の駅:3つ(スタンプも回収)
- ソフトクリーム満足度:文句なし
海の幸から山のソフトクリームまで、欲張りに楽しめた一日でした。また行くなら、足柄・金太郎の道の駅は一択。 次はソフトクリームを2個食べます。